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2007/8/3(金)00:53 - にわか鉄道ファンおやじ (男)
 皆さんこんにちは。初めて投稿させて頂きます。 
 
今年の1月に妻と旭山動物園目当ての北海道旅行を計画した際に、偶然貰って来た旅行会社のパンフレットに「北斗星で行く北海道・・・」の文字。 
これに妻が食い付き、どうしてもとの事で北斗星で北海道へ。 
それまでの私は、機械物は好きでしたがオートバイ・自動車などが殆どで、旅行の手段として鉄道はありませんでした。 
ましてや列車・飛行機などの他の人が運転する乗り物には興味がまるで無く「そんな物は社員旅行等で行くパックツアーで本当の旅ではない!」位に勝手に思っていました。 
 
しかし、この北斗星という列車に乗って恥ずかしながら私は、鉄道で行く旅に対しての考えが180度変わりました。 
この北斗星と言う乗り物はなんと無駄な事に、新幹線や飛行機の何倍もの時間を掛けゆっくりゆっくり走り、それも正直そんなには快適とは言えない横揺れと鉄輪の音。 
普通に考えればこんなに時間の無駄な乗り物は無いと思う処ですが、しかし、この十数時間を妻と過ごした時間は何にも変えられない貴重な時間でした。 
 
流れる車窓の景色。ゆっくり過ぎて行く時間。(私には過ぎて行くのでは無く、積み重なって行く様に感じました・・・) 
世の中にこんなに贅沢な時間の過ごし方が在るのかと再認識させられ、旅とは目的地に到達するだけでは無く、その過程をも楽しむもんなんだと改めて感じます。 
 
40歳を過ぎて人生の残り時間も多少減って来た今、如何に良い時間を過ごすかを考えて旅の計画を立てています。 
(今度は自転車を輪行してサンライズに乗って、しまなみ街道で四国に妻と行こうかなぁ・・・) 
 
にわか鉄道ファンおやじとしてどうしても皆様に聞いて欲しくて・・・長文失礼いたしました。 
 
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