| 
2003/9/10(水)01:33 - ユースケ (男)
 管理人様、北斗星ファンの皆様、こんばんは。 
8月吉日、日曜日。次の旅程で飯田線完走&天竜ライン下りの旅に行ってきました。 
 
Sあずさ3号:新宿(8:00)−岡谷(10:20) 
飯田線各停:岡谷(10:24)−天竜峡(13:17) 
天竜ライン下り:天竜峡港(14:10)−唐傘港(15:00) 
飯田線各停:唐傘(15:22)−豊橋(18:32) 
ひかり168号:豊橋(18:52)−東京(20:33) 
 
Sあずさ3号で岡谷まで行き、そこで飯田線に乗り換える。ここから天竜峡まで約3時間。朝か 
ら何も食べてない。お腹が空いてきた。各停では車内販売はないですね。しかし、さにあらず、 
途中駅から御歳60歳と思われる女性が乗り込んできて、駅弁を売り始める。さっそく、伊那谷 
名物、五平餅をゲット。五平餅というとご飯をすりつぶし、小判形にして串にさしたもの、これ 
を焼いて味噌だれをつけて食する。しかし、ここの五平餅は円形、ダンゴ2つを串にさす。味噌 
だれはゴマの風味でかなり甘い。私の故郷(三河)にも五平餅があるが、この味とはかなり異な 
る。う〜ん!違うな!。でも、4串で360円は値打ちものであった。 
 
天竜峡に到着。ライン下りまで小一時間ある。このあたりは天竜川の中で最も風光明媚なところ。 
一周約2kmのハイキングコースがある。コースは山道・谷道であるが、30分で歩けるだろう。ち 
ょうどよい時間である。コースの目玉は「つつじ橋」、幅1.5mほどの吊り橋である。揺れる、足 
がすくむが、切り立つ断崖と眼下に天竜川のエメラルド色の水面が見える。美しい光景である。 
次の目玉は・・・つつじ橋を渡り、しばらく山道を登り詰めると、「龍角峯展望台」がある。こ 
こから観る天竜峡が最も美しい。 
 
天竜ライン下り。チケット(2900円)を買うとき「満席?」と尋ねてみた。「はい、お客様はた 
くさんいます。でも大丈夫、何舟も出ますよ」。確かに客はざっと100人、投網船の定員は45名、 
この時間帯は3舟で出港した。舟には、船頭と船頭補助、それにガイドの3名がクルーとして乗 
り込む。投網船は船外機付き、流れがあるところは船頭さんの竿さばきで乗り切り、流れのない 
ところはエンジンで推進する。途中、船頭さんの投網で鮎3匹をゲット。舟の上で焼いてくれる 
が、40人も乗ってるからね・・・。両岸には奇岩・怪石、100mはあるだろう断崖絶壁、そして、 
木々の青さ。すこぶる美しい情景が続く。 
 
唐傘港に到着。客の多くは送迎バスで天竜峡に引き返すが、私はここから飯田線に再乗車。豊橋 
まで約3時間の道のりである。天竜峡から水窪(みさくぼ)までの約1時間は天竜川に沿って下 
る。トンネルが多いが、車窓から観る天竜川がまた美しい。この日は運良く晴れ。天竜峡のエメ 
ラルド色の情景がいつまでも脳裏に焼き付いて離れない。(完) 
 
乱筆乱文、失礼しました。 
 
[前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ] 
 |