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2003/9/7(日)20:57 - 無加川のニジマス (男)
  まずは、訂正からです。前回のレポで、「トワイライト」の途中停車駅(客扱い駅)の数を、14駅と書きまし 
たが、正しくは、15駅(新大阪、京都、敦賀、福井、金沢、高岡、富山、直江津、長岡、新津、洞爺、東室蘭、 
登別、苫小牧、南千歳の15駅)でした。お詫びして、訂正いたします。 
 
 さて、羽越本線に入ってからは、4号車のサロンカーで過ごす時間が増えましたが、サロンカーでは、前回の 
レポにも書いたように、出会いがありました。私がサロンカーの日本海を向いた方の座席に座ろうとすると、髪 
の毛を茶髪に染めた若い女性が、同じくらいの若い年齢の青年と一緒に座っているではありませんか。そこで、 
私の方から挨拶を兼ねて話しかけました。彼女の名前は、大阪で美容師をしているというOさんで、年齢は28歳 
だそうです。まだ、独身であるとのことでしたが、彼氏と一緒に、大阪から「トワイライト」に乗って、札幌近 
郊の石狩新港で毎年のように開催されている、[RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO]=「ライジング・サ 
ン・ロック・フェスティバル2003 in 蝦夷」を見に行くということでした。このコンサートは、今年(2003年) 
で5回目を迎えた北海道で最大の野外ロックコンサートで、コンサートの収益金は、少年犯罪の撲滅運動などの 
ために使われるそうです。Oさんは、毎年のように「ライジング・サン」を見に行っておられるということです 
が、「トワイライト」の乗車は、今回が初めてということで、私と同じように、Bコンパートメント利用とのこ 
とです(私は9号車でしたが、Oさんたちは、8号車の切符が取れたということを話してくれました)。Oさん 
との会話では、好きな音楽のこととか、旅行の話(私が過去4回も北海道旅行に行って、今回も含めて、4回も 
「トワイライト」に乗車していること。2回目の乗車からは、いずれも1人旅であることなど)を語り合いまし 
た。Oさんからは、「ライジング・サン」に関する様々な情報などを教わりましたが、Oさんは、自身の携帯電 
話に入ってくる友人(「ライジング・サン」を見に行く友人)たちからのメールで、舞鶴−苫小牧間のフェリー 
の船上で、盗難事件が頻発しているということなんかも話してくれました。会話が進むうちに、あくまでも友人 
同士ということで、手紙を送り合えたらなあということになり、お互いの住所・氏名などの連絡先を教え合って 
から、記念撮影をしました。最初は、私がOさんの写真を撮影し、次にOさんが私の写真を撮ってくれました。 
その後、サロンカーにいた男性グループの方々にお願いして、Oさんと彼氏と私の3人のスリーショットの写真 
を撮ってもらいました。この間に、鶴岡駅発車直後に、7号車のミニサロンの公衆電話から家族に電話をかけた 
り、象潟駅〜金浦駅を通過した直後にシャワー室にてシャワーを浴びたりするなどした時間もありましたが、O 
さんたちと一緒にサロンカーで過ごした時間は、土崎駅(近くには、JR土崎工場があります)通過直後まで続 
きました。 
 
 さて、象潟駅、金浦駅を通過して、仁賀保駅へと向かおうというところで、私は、Oさんたちとの会話を中断 
して、23時になる10分前でしたが、23時からの30分間利用ということで、サロンカーの札幌寄りの車端部にある 
シャワー室でシャワーを浴びることにしました(私は、シャワー室Aを利用しました)。「トワイライト」のパ 
ブリックシャワーは、まず、シャワー室の出入り口の扉の鍵を閉めてから、カード挿入機にシャワーカードを挿 
入して利用する方式のものです。お湯の出る時間は、6分間なのですが、中断・再開ボタンが付いていて、さら 
に、シャワー室内にはシャンプーとボディソープまでも置いてあったので、とても助かりました。最初に、掛け 
湯代わりのシャワーを浴びてから、ストップボタンを押してお湯を止め、シャンプーで頭髪を洗い、再びボタン 
を押してお湯を出し、素早くシャンプーを落とした上で、再度、お湯を止めて、ボディソープで体を洗います。 
そして、再びボタンを押してお湯を出し、ボディソープを落としました。その後も、シャワーを浴び続けると、 
時間切れ1分前に警報音が鳴りましたが、ボタンを押すのを繰り返しながらシャワーを浴びました。この間に、 
函館発・青森行きの寝台特急「日本海4号」との交換も済ませ、羽後本荘駅や、日本で最初に、建設工事の際、 
部分的にシールド工法を採用した折渡トンネルも通過したようでした。 
 シャワーの後、再び、Oさんたちと一緒にサロンカーで過ごしているうちに、「トワイライト」は、秋田市内 
に入り、新屋駅と羽後牛島駅の間で、雄物川の鉄橋を渡り、やがて、奥羽本線(秋田新幹線)と合流して、深夜 
(23時台)の秋田駅に進入し、機関車の乗務員の交代のために運転停車しました。別のホームでは、秋田駅に到 
着する男鹿線の最終列車から降りてくる数多くのお客さんたちの姿などが見えました。数分間の運転停車の後、 
「トワイライト」は再び発車し、秋田貨物駅、土崎駅と通過していきました。土崎駅通過直後に、私は、5号車 
のトイレで用を済ませてから、もう一度、サロンカーに戻りましたが、Oさんは、彼氏よりも先に、自分の寝台 
へと戻ったようでした。男鹿線の分岐・合流駅である追分駅を通過してから、自分の寝台である9号車の13番( 
下段)へと戻りましたが、やがて、羽後飯塚駅に差し掛かると、上り線ホームには、前日の午後に札幌駅を発車 
した大阪行きの上り「トワイライトエクスプレス」(8002レ)が運転停車していました。毎日運転の際は、下り 
と上りの「トワイライト」が、ここ羽後飯塚駅と高槻付近とで2回も交換するそうです。こうして、「トワイラ 
イト」同士の交換を見てから、私も、床に就きました。 
 
(以下は、次回に続きます) 
 
 
 
●管理人さんへ 
 
 特定の個人の実名の部分を、イニシャルに修正しておきましたので、このままの形で掲載しておいて下さいま 
すように、よろしくお願いいたします。 
 
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