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【001558】 「トワイライトエクスプレス」乗車レポ(8/14~8/15)・その①
2003/8/27(水)22:20 - 無加川のニジマス ()

 皆様、チャットなどでお世話になっている、富山県の「無加川の
ニジマス」です。お盆休み時期に行った北海道旅行において、往路
に富山-札幌間で乗車した「トワイライトエクスプレス」の乗車記
(8/14~8/15)を、数回に分けてお伝えします。



 全国的に朝から雨が降り続く中、8/14(木)、私は、大阪駅を
正午に発車した札幌行きの寝台特急「トワイライトエクスプレス」
(8001レ)に富山駅から乗車しました。富山駅は16時38分着、16時
39分発の1分間停車ということで、16時15分頃に改札を受けて、5
番ホームに行き、雨の降る中、カメラを手に構えながら、「トワイ
ライト」の到着を待ち続けました。そして、待つこと約25分後に、
EF81-43号機(敦賀-青森間の牽引機)に牽引された「トワイラ
イトエクスプレス」が、定刻どおりの16時38分に到着しました。入
線する「トワイライト」を撮影してから、9号車・Bコンパートメ
ントに乗り込み、自分の寝台である13番下段に腰を下ろしました。
腰を下ろした直後、定刻どおりの16時39分に、「トワイライト」は
富山駅を発車しました。間もなく、JR貨物の富山機関区や富山貨
物駅などを見ながら、「トワイライト」は速度を上げていきます。
その時、9号車の乗務員室にいた、JR西日本大阪車掌所所属の車
掌さんが検札に来られたので、検札に合わせて、車掌さんに、「深
夜の青森駅と早朝の五稜郭駅での機関車の交換作業を、ホームに下
りて見学したいのですが、よろしいでしようか。4年前に乗車した
際は、その時の車掌さんが許可して下さったのですが」ということ
を頼みました。車掌さんは、「青森駅での機関車交換作業ならば、
我々は青森駅でJR北海道の車掌さんに交代するので、一緒にホー
ムに下りた上で機関車交換作業を見学して、津軽海峡線専用の機関
車の連結直後に車内に戻るのであれば、別に構いません。五稜郭駅
での機関車交換作業の見学については、青森駅から乗務するJR北
海道の車掌さんに頼むように」ということを述べられました。
 車掌さんに続いて、JR西日本フードサービスネット(FSN)
に所属する食堂車の女性係員さんが来て、夕食の確認とともに、翌
朝の朝食の予約を聞きました。私は、17時30分~19時までの1回目
のディナーを予約してあるので、ディナー予約券とディナー券を係
員さんに見せた上で、朝食については、「洋定食をお願いいたしま
す」と伝えると、係員さんから洋定食の朝食券を受け取りました。
 その後、サロンカー、食堂車を通り抜けて、1号車のスイートに
少しだけお邪魔しました。この日のスイートの利用客は、大阪駅か
ら乗車して、北海道へのフルムーン旅行に向かわれるという老夫婦
で、記念撮影をして、後方に去り行く景色も撮影しました。自分の
寝台に戻る途中で再びサロンカーを通りましたが、ビデオのモニタ
ーでは、ちょうど、山田洋次監督の時代劇映画「たそがれ清兵衛」
のビデオを上映しているところでした。そうしているうちに、列車
は、魚津、黒部と通過していきますが、相変わらず、強い雨が降り
続き、車掌さんのアナウンスも、「今日は、あいにく、立山連峰も
見ることができないのが残念ですが・・・・・」でした。雨で増水
した黒部川鉄橋を渡り、さらに東に進むと、県境の朝日町の宮崎・
境海岸付近に差しかかりました。車窓からは、宮崎・境海岸沿いの
オートキャンプ場も見えましたが、雨のためか、人の気配は感じら
れませんでした。県境を流れる境川の鉄橋を渡ると、「トワイライ
ト」は、新潟県に入りました。まもなく、かつての交通の難所であ
った親不知海岸に差しかかる時間帯です。ここでも、車内放送で、
車掌さんが、親不知海岸の名前の由来などについて解説しました。

 さて、この後は、親不知海岸から柏崎付近まで、ディナータイム
になりますが、それにつきましては、続きをお楽しみに。


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