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2003/4/20(日)22:22 - ゴジュウカラ (男)
 これで最後です。お付き合いいただいた方、ありがとうございました。 
下の投稿の続きです。 
 
 
 今回の旅で悔しかったのは、前日アルバイトで徹夜をしていて、少々疲れて 
いたことです。次いつ乗れるか分からない北斗星、絶対にずっと起きていよう 
と思っていたのですが、北斗星のベットは心地よい・・・ごろんと横になると 
あっという間に眠気が襲ってきました。我慢できず一眠りしようと、携帯の 
アラームをかけて寝たのですが・・・。 
 がたん、という揺れで目を覚ますと、もう青森。しまった!という頃には 
もう遅い。慌てて最後尾に行きましたが、もうED79は連結されていました。 
仕方なく部屋に戻り、まだ眠かったので青函トンネルまでまた眠ることに 
しました。 
 しかしこれがまた災難になってしまいます。本当は青函トンネルのイルミ 
ネーションを見ようと考えていたのですが、すっかり深く眠ってしまい、 
気付くと函館到着30分前でした。後で父親が撮っていたビデオでイルミネー 
ションを見ましたが、この目で見られなかったのは少々悔しかったです。 
 けれども、寝台列車は“寝る”ための列車。そう考えると、私は今回、 
健全な北斗星での過ごし方をしたのかもしれません。B寝台のベットで爆睡 
するというのも、貴重な体験かもしれません。 
 
 4:24、函館に到着してしまいました。本当はここからが景色がよいのを 
知ってはいるのですが、これは家族旅行、仕方がありません。 
 函館はまだ真暗です。隣の隣のホームには、先に上野を出たカシオペアが 
泊っていました。ED79切り離しのシーンを見た後、ホームの先頭まで走って 
DD51の連結のシーンを見ました。青いDD51を見る機会も、関東ではまずあり 
ません。それにしても、北海道のJR職員の方は本当に気さくな方が多いです 
ね。8年前に札幌で北斗星を降りたときも、運転士さんがDD51の先頭に乗せて 
くれて、写真を撮らせてくれました。今回の運転士さんも、私に「どこまで 
行くの?」「どこから来たの?」などと声をかけてくれました。発車時は、 
こちらに向かって敬礼。ED79を残したまま、北斗星は去っていきました。 
もちろん、グランシャリオのスタンドも赤々と灯っていました。 
 
 ちなみにその後、後発の北斗星81号が入線しました。函館駅に、ED79が 
3台同時に並ぶという興味深い現象が起きました。“興味深い”といっても、 
函館駅ではよく起こっていることなんですね。 
 
 
 さて、函館の旅はここからなんですが、ここから先はいわばよくある“函館 
観光”です。このサイトに書き込む必要はないでしょう。割愛させていただき 
ます。もちろん、朝市・夜景などは十二分に楽しめましたし、市電の車両が 
アルナ工機であることが分かったり(地元の東武鉄道は、珍しくアルナ工機 
の車両が多いのです。鉄道ファンならではの楽しみ?でした)、楽しい旅行 
でした。 
 
 北斗星では、まさに食べてばかりでしたが、降車後、またすぐにでも乗り 
たい(そして食べたい)気持ちが湧き出てきました。 
 今度は、何としても札幌まで乗車して、朝食を味わってみたいですね。 
 個室に乗るには、まだまだ貯金が必要です。またお金を貯めて、列車の 
旅に出たいです。 
 
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