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2005/3/22(火)22:18 - TWILIGHT (男)
 管理人さん、皆様、こんばんは。 
 
初心者さん、はじめまして。 
初心者さんの書き込みに「はて?もしかして!!」という部分がありまして 
書き込みをしました。 
 
》そこで質問なんですが@トンネルや海の中に入るときって 
》飛行機と同じように耳は痛くなりますよね?? 
 
「海の中」という表現がすごく気になったのですが・・・違っていましたら 
大変申し訳ありませんが、トンネルをもしかして勘違いされているのではないかと・・・ 
 
私の妻の話で恐縮ですが、妻は10年以上前やはり北斗星で初めて青函トンネルを 
通ったのですが、その時の会話が「夜中の3時ごろに青函トンネルを走るんだよ」との 
私の説明に「窓からどんなお魚が見れるか楽しみ!」と真顔で真剣にこたえてきたので 
した。聞いてみれば、特撮やアニメの世界のように、海底トンネルは透明なチューブの 
ような中を列車が走っているイメージだったそうで、説明するやいなや失望のどん底で 
した(笑) 
 
青函トンネルは構造的には津軽海峡の「海の底」よりさらに地中低い所、つまり土(岩盤 
含む)の層を掘り進んで作られたトンネルです。当然湧き水は多々あり、水分の豊富な層 
に作ったトンネルではありますが、まったくの水中にあるトンネルというわけではありま 
せん。 
 
ですので走行する分にはまったくの普通のトンネルと同じであり、トンネルの外壁は厚さ 
平均70センチのコンクリートで出来ています。ただ走り抜けるのに普通のトンネルと 
違うのはとっても長いことぐらいだと思います。 
 
重ね重ね、初心者さんのご存じのことでしたら大変申し訳ありませんでした。 
 
 
ところで耳がツンの話ですが、個人差もあるでしょうが青函トンネルの場合は気にする 
ほどはないと思います。急激な気圧の変化によるものが原因ですが、青函トンネルの 
進入口はサイズが普通のトンネルに比較して大きく、また列車の進入速度も最高でも 
時速100キロ前後ですので身体に影響を及ぼす程の、それほど大きな気圧の変化は 
ありません。たとえ敏感な方でも飛行機ほどになる、ということは無いのでご安心下さい。 
 
では、楽しい列車の旅を味わって下さいね。 
 
 
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