| 
2002/1/14(月)14:53 - たそがれ特急 (男)
 皆様、こんにちは。たそがれ特急です。 
 
いよいよ今回は「日本縦断寝台特急3連泊の旅」最終章の北斗星2号の乗車記です。 
あと少し、お付き合い下さい。 
 
 
1月5日17:13定刻通り発車した北斗星2号にていよいよ北海道を後にする。 
そして五目飯さんから出発前に送られてきた携帯メールに返事を送る。程無く車掌さんが 
検札に来てルームキーを渡される。今日の部屋は9号車5番ソロである。 
そして車内探検。今日の編成は以下の通りである。 
 
DD51重連(前?+1143)〜ED79 ? 〜EF81 99 
1号車  オハネフ25−2  (Bコンパート) 
2号車  オハネ 25−561(デュエット) 
3号車  オハネ 25−564(デュエット) 
4号車  オハネ 25−566(デュエット) 
5号車  オハネ 25−552(ソロ) 
6号車  スハネ 25−502(ソロ&半室ロビー) 
7号車  スシ  24−503(グランシャリオ) 
8号車  オロネ 25−551(平行ツインデラックス) 
9号車 ◎オロハネ25−555(ロイヤル&ソロ) 
10号車 オロハネ25−551(ロイヤル&デュエット) 
11号車 オハネフ25−8  (Bコンパート) 
電源車  カニ  24−502 
 
これこそが“道内編”で書いた、私が頭を抱えてしまった理由である。 
私は今年の念頭において、オロハネ25-555の2号室に乗る事を第一の目標にあげていたのだが、 
あれほど熱望した車両に乗車できたというのに、いる部屋が違う〜(核爆)2号室は目の前なのに〜(泣) 
次こそは此処に来てやる〜!と、あらためて強く心に思うたそがれ特急なのであった・・・(笑) 
もっとも、この部屋も以前おやびんさんが乗った部屋で、札幌駅にいたおやびんさんが 
早速NABEさんに携帯で報告を入れたらしく、笑いの種になっていたらしい(苦笑) 
 
17:47、南千歳着、廊下に出て新千歳空港を見てみるが、ライトに煌々と照らされた空港を 
タイミングよく飛び立つ飛行機は無い。その後も順調に走行を続ける。外は既に闇の中である。 
登別を出たあたりで再び五目飯さんからメールが入り、東室蘭あたりで返信。一種のライブチャット 
みたいである。その後、高山に住む友人にTEL、彼には昨日トワイライトからもTELした 
のだが、きのうは羨ましいと言っていた彼も、今日は「おバカ」の一言、俺だって時間があれば 
1泊くらいしてくるっちゅ〜の( ̄▽ ̄) 
 
落ち着いた処で、札幌西武で買った「かなや」のかにめしを食べる。さすがにカシューナッツさんが 
薦めるだけあって美味しい。サッポロクラシック2本と共にたちまち空になる。 
 
21:00、パブタイムが始まりグランシャリオへ。22:30からのシャワーを予約して、 
ビーフシチューセットと、コドーニュ クラシコ・セコというスパークリングワインを注文。 
おつまみ類中心のトワイライトに比べ、こちらの方が食事をするという面では充実している。 
ついついワイン1本空けてしまい、ブルーベリー酒、そして日本酒を追加。あぁ、今夜もまた 
呑み過ぎてしまう(笑)座席もあっという間に満席となり、大盛況である。ディナーは2回で 
4組しかなかったというのに。函館から乗車の為特別にディナーという客も1組いたようだ。 
NREのスタッフも3人しかいないからてんてこ舞いである。もう1人くらい増やしてあげれば 
いいのにと同情したくなってしまう。食堂車愛好家の私としては、あの方をはじめとするスタッフの 
皆様にはただただ感謝である(^_^) 
途中、七飯あたりから左手に見える街明かりはなかなかのものである。(これはトワイライト編 
でも書きましたが)これを見るだけでも北斗星に乗る価値があるというものだ。 
私のお気に入りの1つである。 
途中、函館から進行方向が変わり、席も向かいに移動。10時を過ぎたあたりで食事を終えると 
五目飯さんから今度は電話が入る。北斗星を堪能している事をお話して、シャワールームへ。 
シャワーを浴びている最中に青函トンネルに突入。そしてシャワーを浴びたあとは、ロビーで 
風呂上りの1杯にまたもサッポロクラシック(笑)気分は最高である(^^) 
と同時に眠くなってきたからそろそろ寝るとしよう。 
 
翌朝、朝の放送で目が覚めると、続いてグランシャリオからの朝食の案内が。 
早速7号車に向かい、洋食を注文。見た目以上にボリュームがあり、食べ終わる頃には満腹に。 
途中新白河を過ぎたあたりでE4系MAXが豪快に雪ボコリを舞い上げ走り去ってゆく。 
そして朝食を終え引き上げる。 
黒磯を過ぎたあたりから雪もぐっと少なくなり地肌もかなり見えてくる。 
交直切替のメッカ黒磯も今は寂しい通過駅の1つとなってしまい、EF81牽引の北斗星も 
一気に走り抜けてしまう。 
 
もうすぐ宇都宮、外の雪ももう見当たらなくなった。と、思っていたら7:55頃急停止! 
どうも先行する快速ラビットが踏切の非常停止ボタンで止められたため、つかえているらしい。 
8分程止まっていたのち、ようやく動き出す。そして鬼怒川を渡り、結局7分遅れで宇都宮へ。 
後から来るニセコスキー号に乗っているNABEさんに携帯で報告。ライブレポに役立ててもらう(^^) 
 
窓に日が差し込みウトウトしていると、小山を過ぎたあたりで車掌さんがルームキーを回収に来る。 
そして8:50頃利根川を渡ると、北斗星の旅もあと1時間を切ってしまった。 
 
大宮9:15着、かなり飛ばしていたらしく、遅れを殆ど取り戻してしまった。 
荒川を渡り、左手に尾久の車両基地にあけぼのとはくつるが並んでいるのが見えると、 
この北斗星の旅もフィナーレを迎える。名残惜しい(涙)そして上野駅16番ホームに定刻通り到着。 
引き上げるNREのスタッフに労いの挨拶をして、改札で寝台券を記念に貰い、 
NABEさんの乗る北斗星ニセコスキー号をお出迎えする為に13番ホームに向かう。 
 
10:13、NABEさんの乗る北斗星ニセコスキー号が到着。お出迎えにきていた 
ばぶっちさんと初対面の上合流。そしてグランシャリオの方向に向かって歩き出すと 
そこには衝撃の事実が・・・(笑)これこそが‘道内編’で書いた“知る由もない 
翌朝起こる出来事”であった。それは、思い出すとジダンが地団駄状態になるので 
敢えて書きません。もっとも嬉しかった事でもあるんですが・・・ 
興味のある方はNABEさんか、ばぶっちさんにでも聞いて笑ってください(^^) 
 
この日は、ほぼ1日中NABEさん、ばぶっちさんと共に行動。普段チャットや掲示板で 
お話しているせいか、話は尽きない。結局17:18発のニセコスキー入線までいてしまった。 
途中、NABEさんの計らいにより、きみっぺさんと電話でお話する事が出来た。 
いつか会える日を楽しみにしています。 
北斗星1号が入線する頃、再び13番ホームに向かい、この日の北斗星3号に乗務する 
cassiopeiaさんにお会いする為に3人でNABEさんが云う処の‘例の場所’で 
お待ちしていたのだが、すれ違いになってしまったらしく、結局お会いできなかった。 
またいつか、お会いしましょう(^^) 
 
上野で解散後、東京駅に向かい、最後は500系ののぞみ25号グリーン車でこの旅を締め括る。 
席で寛いでいると、何とスタッフが生ビールサーバーのワゴンを押してくるではないか! 
1杯、2杯と注文。美味しくてついつい飲みすぎてしまい、結局名古屋に着くまでに5杯も 
呑んでしまい、すっかり上機嫌である(^^)後で知ったのだが、聞く所によると、 
この生ビール販売はFSNが担当する列車のみのサービスらしい。J・DやSPSには 
無いそうである。500系のぞみでは、この25号のみ! 私にとっては、運が良かった(核爆) 
 
そして19:33無事名古屋に到着し、20:30頃帰宅。3車中泊4日約4、000kmにも及ぶ 
旅に終わりを告げたのであった。これにて鉄分補給完了(大核爆) 
明日からはまた日常の生活に戻るのだ・・・ 
 
 
 
以上で、5話にわたっての私の“日本縦断寝台特急3連泊の旅”は終了です。 
皆様、長い間お付き合い下さりましてありがとうございました。 
 
それでは、失礼致します。 
 
 
 
 
 
 
[前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ] 
 |